• 検索結果がありません。

【インド共和国】据置:BBB /安定的 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 17i0040j 1

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "【インド共和国】据置:BBB /安定的 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 17i0040j 1"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

1/ 2

http://www.jcr.co.jp/

17- I- 0040 201 7 年 10 月 16 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

共和国

(証券コード:−)

【据置】

外貨建長期発行体格付 BBB+

格付の見通し 安定的

自国通貨建長期発行体格付 BBB+

格付の見通し 安定的

■ 格付事由

(1) 格付は、底堅い経済成長ポテンシャル、改善が見られるマクロ経済の安定性、潤沢な外貨準備に支えられ ている。他方、引き続き改善が必要なインフラや事業環境、拡大する国営銀行の不良資産、財政健全化継 続の必要性などが格付の制約要因である。14 年に成立したモディ政権は、与党連合の議席が上院では少 数にとどまる中、構造改革に意欲的に取り組んでいる。16 年11 月には高額紙幣の入れ替えにより所得の 捕捉を大幅改善、17 年 7 月には全国レベルでの物品・サービス税(GST )の導入を実現、統一された破 産法の整備や税制改革などでも成果を上げている。17 年前半は国内投資の減速などにより、好調であっ たインドの経済成長に陰りが見えたが、同時にインフレ圧力が鎮静化に向かうとともに経常収支の赤字幅 も縮小し、マクロ経済の安定性が増した。これらを踏まえて格付を据え置き、格付の見通しを安定的とし た。インドのカントリーシーリングも「A - 」に据え置いた。

(2) インドは、13 億人弱の人口を有し、一人あたりの GDP は約1, 600 米ドル、経済規模は2 兆米ドルを超え る。国内投資の減速などの要因により実質 GDP 成長率は 15/ 16 年度の 8. 0%から 16/ 17 年度には 7.1%に 減速し、17 年第 2 四半期の前年同期比の成長率は 5. 7%まで低下している。他方、13年以前には消費者 物価(C PI)上昇率が前年比 10%を上回り経常収支赤字も一時 GDP 比 5%近い水準まで拡大していたもの の、機動的な財政金融政策と油価下落の恩恵を受け、マクロ経済の安定性は足元で大きく改善している。 16/ 17 年度の C PI 上昇率は 4. 5%、経常収支赤字は GDP 比 0. 7%を記録、C PI 上昇率は 17 年 6 月に前年同 期比 1.46%まで低下した。

(3) 民主的な連邦国家であるインドでは、①複雑な政府間財政関係②州間格差是正のための財政移転制度③選 挙に左右される財政運営―といった構造的な要因により財政赤字が拡大、一般政府債務残高は 03/ 04 年度 に GDP 比 90%近くまで増大した。政府は、03 年に財政責任予算管理法を制定して財政健全化に努めてき た。現政権は中央政府財政赤字を 15/ 16 年度の GDP 比 3. 9%から 16/ 17 年度に同 3. 5%に削減するという 予算の目標を達成、一般政府債務を GDP 比 70%を切る水準まで低下させている。17/ 18年度の財政赤字 目標は財政再建と経済テコ入れのバランスをとって GDP比3. 2%としたが、それ以降は3. 0%を維持し、 一般政府債務を 22/ 23 年度までに 60%に抑制するとしている。16 年 11 月に高額紙幣の切り替えにより所 得捕捉を改善、17 年 7 月には全国一律でのGST の導入を実現、その他にも富裕層に対する個人所得税率 の引き上げを実現させるなど、政府は財政改革の実績をあげている。

(4) 銀行部門の動向をみると、銀行部門総資産の 7 割強を占める国営銀行の財務状況が悪化しており、17 年 3 月末時点でのグロスの不良債権比率は 9. 6%、不良債権の 86.5%は大口借入人によるものである。こうし た不良債権の半分以上は、鉱業、鉄鋼、繊維、インフラ、航空の 5 業種で占められている。政府・中銀は、 資産査定の強化、引当金の早期積み増し、国営銀行への資金注入とガバナンス強化などにより対応してお り、政府は 7, 000 億ルピーの資金注入計画を発表している。健全で効率的な金融システムは力強い経済成 長を支えるために必要不可欠であり、不良債権処理を含む国営銀行の改革の進展度合いを注視してゆく。

(2)

2/ 2

http://www.jcr.co.jp/

■ 格付対象

発行体:インド共和国 (R epublic of India) 【据置】

対象 格付 見通し

外貨建長期発行体格付 BBB+ 安定的 自国通貨建長期発行体格付 BBB+ 安定的

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2017 年 10 月 11 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:増田 篤

主任格付アナリスト:増田 篤

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に「信用格付の

種類と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に、

「ソブリン・準ソブリンの信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) インド共和国(Republic of India)

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した経済・財政運営方針などに関する資料および説明

・ 経済・財政動向などに関し中立的な機関が公表した統計・報告

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

発行体または中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、当該方針が求める要件を

満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. 非依頼格付について:

本件信用格付は格付関係者からの依頼に基づかない信用格付である。国に対する信用格付である場合を除き、依

頼に基づく格付と区別するため格付記号の後に「p」を表示している。格付関係者からは、信用評価に重要な影響を及

ぼす非公表情報を入手している。

10.J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラス

に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g- 7(a)

項に基づく開示の対象となる場合、当該開示は J C R のホームページ(http: / / www.jcr. co. jp/ en/ )に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

関連したドキュメント

以上の結果、当事業年度における売上高は 125,589 千円(前期比 30.5%増)、営業利益は 5,417 千円(前期比 63.0%増)、経常利益は 5,310 千円(前期比

他方、今後も政策要因が物価の上昇を抑制する。2022 年 10 月期の輸入小麦の政府売渡価格 は、物価高対策の一環として、2022 年 4 月期から価格が据え置かれることとなった。また岸田

1回49000円(2回まで) ①昭和56年5月31日以前に建築に着手し た賃貸マンション.

同一事業者が都内に設置している事業所等(前年度の原油換算エネルギー使用量が 30kl 以上

(2) 令和元年9月 10 日厚生労働省告示により、相談支援従事者現任研修の受講要件として、 受講 開始日前5年間に2年以上の相談支援

本稿で取り上げる関西社会経済研究所の自治 体評価では、 以上のような観点を踏まえて評価 を試みている。 関西社会経済研究所は、 年

1に、直接応募の比率がほぼ一貫して上昇してい る。6 0年代から7 0年代後半にかけて比率が上昇

 今年は、目標を昨年の参加率を上回る 45%以上と設定し実施 いたしました。2 年続けての勝利ということにはなりませんでし